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バリュー投資についての基本的指標のまとめリスト




基本的にはPER,PBR,自己資本比率が最も大切だと考えております。
(具体的にはPERが10以下、PBRが1以下、自己資本比率が60%以上)

ただし、PERについては留意点があります。
それは今期だけ純利益がたまたま何らかの要因で多く出ている可能性があるからです。
コンスタントに毎年純利益が上がるのかどうなのかということはPERという指標を用いる上で最も注意するべき点であると思います。

また、PBRについても留意点があります。
純資産の査定が、バリュー投資家的視点から見て甘い場合があるからです。
グレアムは例えば機械や設備や建物等の固定資産や棚卸資産等の在庫を価値査定の上では評価を低くするように説きました。
現預金や有価証券等のキャッシュ的な資産を重く見るべきであり、流動資産や固定資産の現預金以外のすべての項目に適切なディスカウントをするべきであるというのが、資産バリュー投資の要諦です。(土地については簿価より査定した価値が高いことがあります)
自らが厳しく査定し直した資産を発行済株式数で割った値と現在株価を比べれば、PBRよりも信頼性の高い指標となり得ます。

またROE、ROAもできれば少しでも大きい方が良いという認識は持っておきたいところです。
また配当については、ジョン・ネフ等の大投資家もそう考えておりますが、実際に投資家に配分される確かなキャッシュという点において、重要視されるべきであると思われます。

また、見かけ上純利益が多くても、売掛金が多くなったり、在庫が積みあがると、営業キャッシュフローで見れば手元に入る現金は少なくなるので注意が必要です。

総資本回転率
流動比率
商品回転率
固定資産回転率
固定比率
売上高営業利益率
等々
も余裕があれば算出したり、同業種と比較しても良いと思います。

また、過去3年前(できればもっと前)からの数値の変遷も調べたいですね。
あと営業利益を重視して見る。(特別利益、特別損失はその場だけかもと疑う)
設備投資や研究開発費に対しては、保守的どちらかと言えばリスク要因的に考える。

等々を注意すれば、貴方もバリュー投資をしていることになると思います。




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