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初めての方は、富を得る3つの原則をお読みになると良いでしょう

ユーロ問題を考える

2010/5/11


問題があまりに巨大な為綺麗にまとめられません。


ユーロ暴落は2年位前から予想していてその通りになりました。為替はバリュー投資を応用すれば概ね予想が出来ます。



そもそもユーロって何?

ヨーロッパ通貨のパッケージ


不当に高い通貨もあれば、不当に安い通貨も入り交じっている。いっしょくたに詰め込まれている。もともと割高なユーロなんだけどたぶん個別の中身のドイツは割安だし、イタリアやギリシャは割高になっている。




なんでギリシャ問題なんておこったのか?

ギリシャの実力からして為替が割高すぎるから。割高な為替の現状では、ギリシャに工場が出来ない。

昼にシエスタして一ヶ月休暇を取り、仕事の最中も女性を口説き酒を飲む。そして技術水準はそれほど高くない。

その中で日本人やドイツ人と同じ位の賃金で働く人しかいなければ、外貨を獲得できない。外貨の獲得は借金に頼るしかない。イタリア・スペインも同じ。

借金が流れ込む限りは割高な通貨レートは維持される。トルコや崩壊前の韓国やアルゼンチン、タイと一緒。


借金のフローが停止する(金を貸してくれる人がいなくなる)と為替が一気に下がる。結果として輸出産業が一気に復活する。






わからない事


ギリシャが他国から金を借りていて、焦げ付いたんだけど

ユーロ加盟国を一国として捉えれば、国内で金を貸して借りあっているだけなんじゃないのだろうか?

これって日本と同じ構図にも思える。日本政府の借金は日本人が背負っているから大丈夫ってよく聞く話です。


ギリシャの借金は同じユーロ人のドイツさんが貸しているだけです。みたいな。


だからたぶんデフォルトはないのだろう。インフレはありそうだけど。







為替で動く国内経済



為替関連でサイクル&スプレッドが一つ見えるんじゃないかと思う。


為替が割安になれば、若者産業には有利。


為替が割高になれば、高齢者産業に有利。



という構図。

年金生活者は円が上がれば膨大な預貯金を使う際にかなり有利だろうし、円が下がれば購買力が落ちる。


若者労働者にとれば円が上がれば職がなくなるし、円が下がれば輸出産業の職を得やすくボーナスも増額される。

マンションの売れ行きや自動車の売れ行き、海外旅行、ブランドショップの隆盛等に大きく関わりそうです。


これは少し面白そうな視点です。

普通為替の上昇や下落は、消費にとってプラスかマイナスかでしか論じられません。そうではなくて、若者に有利なのか高齢者に有利なのかの対立軸で考えたほうが物事の本質がよりはっきりと見られそうです。











投資で勝つ為の原理原則は極めて単純です。このコラムには、私が10年かけて掴んだ情報が詰まっています。投資の本質を掴む事で、貴方の貴重な時間を節約し、投資パフォーマンスを大きくする為に情報に投資してみませんか?

10年後の将来の為に行動してみませんか?短期的視点を捨て去り、長期的視点に立つ事こそラットレースを抜け出す道です。


















釈然としない事

2010/4/21


グダグダな結論のない話

経済の話で需要が足りないって言葉が出てくる。需要が足りない、需要が弱いってどういう事なのだろうか?なんだか釈然としない。というより非常に胡散臭い。

全体の話ではなく、個別の需要ならよく分かる。不況の影響で高級レストランに行く気が失せるとか、高齢化の影響で胃袋が縮小してビールの消費量が少なくなるとかなら非常によく分かる。

でも、全体の需要が足りないって凄く釈然としない。最近の若者は物を欲しがらないというが、仮に1億円を与えたら大半の若者は散財するだろう。

「ってか需要なんて基本常に全開なんじゃないの?」という気がしてしょうが無い。




本当に湯水の如くお金が湧いてくるなら、私だって別荘を建てるし海外に城だって買ってもいい。なぜそのような消費行為をしないかというと、コストという犠牲が伴なうからだ。大きな犠牲を出してまで散財したくはない。

結局経済は、分配が基本でありお金はその分配を効率よくする為の配給チケット的性格が強い。


はっきりした結論は何もないんだけど、需要が弱いという言葉が一人歩きしているように思う。


若者にお金を回せば、ビールとか飲食店やら物販の景気は回復すると思う。しかし同時に高齢者用の需要は落ちるんじゃないかとも思う。しかし若者向けのサービスが落ち込みそこに摩耗コストが非常に高く発生しているなら、そこを改善すれば全体の景気も良くなるんだろう。



もうちょっとグダグタに取止めも無いまとまりのない事を書いてみよう。貴方に分かりにくいかもしれない、まとまりのない事を書くけど、許して欲しい。


円天市場よろしく価値のない石コロを高値でキャッチボールしあったり、IT企業が広告をお互いに投げ合いをすれば会社の売上は、鎖状の楼閣よろしく天まで届く事が可能だ。バブル期にはキャッシュフローを生まない芸術品がとんでもない価格でオークションで落札される。土地転がしで勢い儲けた金は、銀座のクラブで消費されそのお金はこれまた虚飾のブランドを買うお金となる。

中身のない会社が広告を出し、別の中身のない会社が広告を引受けお互いで広告費をキャッチボールする。ITバブルの頃に本当にあった話だ。

リソースに制限のないキャッチボールによって、GDPも売上も何処までも伸びる。乗数効果が高くなるって奴だ。100万円の支出が1000万円の波及効果を引き起こす。

しかしここに医療のようにリソースが非常に制限のある事が噛み合わされば、途端に消費はバーチャルではなくなる。マネーを無尽蔵に吸収していた石コロや架空の広告費ではなく、サービスに供給に限りのある医療や介護に需要が強くなればインフレ要素が強くなる。

看護婦の数には限りがあるし、医師も限界まで頑張って働いている。病院のベットも足りない。しかも並の医者ではなく、そこそこの専門医だったり名医だったりするとさらに数は足りない。


石油だったり、老人ホームや医者というのは工場製品と違い急に供給は増やせない。まかり間違ってもフリーウェアのように無料で配布できない。

限りがあるから、リソース制限をかけるように高価になる。この分野でどんどんお金を使って景気を良くしようなんてのはとんでもない話だ。市場経済はリソース制限をかけるように、高値をつける。




バーチャルがバーチャルでなくなる。ファンタジー経済がファンタジー経済でなくなり、現実となった経済では石コロのキャッチボールや砂上の楼閣で広告を架空計上する余裕がなくなる。


医療費という限られた配給切符を手にする為に、バーチャルな費用を節約しようとする。


シェアウェアソフトにお金を出す余裕がなくなり、フリーソフトにする。もやしを作り、外食を控える。バーチャルなBMWをやめ軽自動車にする。キャバクラに行くのをやめ、家にまっすぐ帰る。


こうして節約して浮いたお金を医療費や介護に回す。しかしバーチャルな世界で節約した所でバーチャルな世界は本来リソースは無限にあるわけだから、社会的にはなんら節約になっていない。

結果医療のリソース不足に引っ張られてしまい、マネーの乗数効果は落ちてしまい経済評論家は需要が足りないと言う。


多少の誇張や論理的破綻はあるんだろうけど、実際のところこんな感じなんじゃないだろうか?


















雑感


2010/3/29

最近スーパーマーケットのマックスバリューが凄い。

以前は安かろう不味かろうっていうプライベートブランド商品が多かったんだけど、最近は安くてソコソコっていう商品が増えてきた。

魚も他のスーパーより断然安い。


アオキスーパーに久しぶりに行ったら、値段のギャップがありすぎてびっくりした。以前なら安いと感じていたのに今は高いと感じてしまう......



西友とかダイエーとか最近行った事はないのですが、マックスバリューは相当な競争力をつけてきているように思います。

毎年どんどんPBの味が改善されてきているのも感じる。途上国が先進国の経済にキャッチアップするが如く、PB商品の味がメーカー製に追いつくのと同じ仕組み。メーカーの優位が揺らぎます。


最終的には、イタリアのように金持ち専用のスーパーと大衆向けスーパーに完全に別れるのだろうか?



アメリカのウォルマートみたいに日本も寡占化する時代がやってきそうに思います。






みんなにおススメしたい一口メモ

2010/3/17

みんなにおススメしたい一口メモ



食事

・パスタで美味いのは、ディチェコやヴァリラよりも「ディベラ」 (DIVELLA)

・圧力鍋を使うとパスタの味が数段あがる

・店頭のスーパーで売っているオーリブオイルは高いくせに美味しくない。何処のメーカーかは書かないけど、プラスチックっぽい味がする。安物で美味しいのはスペイン産のガルシア。

・完全に単なる主観だが、もっとも美味しいチーズはモッツァレラチーズ。水牛のモッツァレラチーズは格段に美味い。野菜のルッコラとトマトが合う。ルッコラは育てるのが非常に簡単。




家庭・エチケット等

・口臭予防にはイソジンでうがい。膿栓に細菌が繁殖するので、ここをうがいで除菌すれば口臭の元は著しく増えにくくなる。

赤ちゃんにはキスしない。虫歯は伝染病。親がきちんと注意すればその後歯磨きをあまりしなくても、虫歯にならない体質になる。

ゴキブリ退治には、コンバット。コンバットを設置すればゴキブリを見る事はなくなる。本当に驚くほど効く。



医療

医者の腕は驚くほど個体差がある。年齢的には35歳〜45歳程度がおススメ。知識と経験が組み合わさるゴールデンゾーン。

私は喘息患者なんだけど、医者によって知識の差に驚かされた経験がある。ネットで素人が調べれば分かる事を医者が知らないこともボチボチある。かかる病院の選択次第で病によっては生死の明暗を分ける。





音楽

ナップスタージャパンがまもなくサービス終了する。世界中の音楽を聴き放題で聴けるのは今がラストチャンス。ナップスターUSAは日本からのアクセスは繋がらない。I-TUNEでは30秒しか聴けないなら視聴には使い勝手が悪い。試すなら今しかない。




買い物

ネットスーパーは非常に便利。雨の日に来てくれるし、重たい物も持ってきてくれる。車はいらなくなるし、冷蔵庫も大きいのを持っておく必要がなくなる。まさに日常の革命。



英語

これは思いっきり宣伝なんだけど、友人が経営しているバリューイングリッシュはおススメ。ネットで家にいながら低料金で英会話を学べる。英会話学校に行くと月5万円くらいが相場だと思うけど、ここだと5000円位で済む。それだけじゃなくってレベルが高い。

余談だけど、フィリピンのセブ島はバリュー消費のバカンス地として最適かもしれない。
































撤退障壁の分析


2010/3/12

撤退障壁について

マイケルポーターの「競争の戦略」という本のの中で撤退障壁という言葉があります。撤退障壁が低いと企業の利潤は回復しやすく、撤退障壁が高いと競争激化が続きいつまで経っても利潤は回復しない。

この本に書かれている事は現実なのか?とふと考えたのですが、撤退障壁に関しては理論としては正しくとも現実にはあまり正しくないように思います。


何故なら現実の社会は、撤退障壁は常に最大だからです。商店街がどれだけ儲からなくても、農家の儲けが雀の涙であっても普通は、仕事を変更したりしません。よほど優秀な人を除き人間の能力は常に限られていますから、他のビジネスに鞍替えは出来ません。そこにしがみつくのが人間の行動です。


だから競争過剰が起こっても、容易に利潤は元に戻らないのです。誰も合理的撤退などしたりしないのです。


ただし例外はあって、レバレッジをかけた参入者が全部死に絶えるような経済の暴力が働く局面では、参入者はそこに居座り続ける事は不可能なので、即退場となり利潤は元に戻ります。


また競争参加者が大手の企業だけに限られているような場合も、稀ではありますが儲からない事業から撤退するというケースも見受けられます。

しかし中小や個人がプレイヤーとして参加しているような業界では、撤退はレバレッジを効かせて破滅しない限り収益水準の回復はありえないと思ったほうが現実的でしょう。


ピーターリンチの砂漠の中の一輪の花戦略は、特異で素晴らしい発想ですがかなり危険って事です。通常は他社と大きな差を持つ事は困難だからです。撤退障壁が最大では、待っていてもなかなか収益は回復しない。雨の降らない砂漠でも人は容易に引っ越さない。僅かなオアシスの水を巡って壮絶な戦いを繰り広げがちです。

一時的な需要の減少なのかの見極めが大事なのでしょう。需要が一時的な減少なら、やがて収益は回復するでしょう。しかし参入過多で中小企業入り乱れみんな自己資本で経営しているような状況では、待っていても収益は回復しません。待っているのは永続なる徹底した過当競争だけです。


逆張り思考って個人的に大好きで、報われると思っているのですがこのような罠は避けなければいけませんね。





PS

地方のシャッター通りの寂れ具合は凄いですけど、あの理由が分かったように思います。ネット通販やら大規模店舗の影響もありますが、それだけではないですね。

最大の要因は、マネーが商店街に流れることを止めて医療・介護に流れることになった。って事だと思います。昔と比べGDPの金額は変化していないんだから、それが医療関係に流れただけって事です。買い物をやめ、外食をやめ治療費にたくさん使う。母親や祖母を見ているとまさにこの流れです。

バブル経済の頃とGDP水準はなんら変わっていないのですから、お金が流れる所が変わっただけなのです。

人口動態的にこの流れはあと20年は続くと思います。








節約とグルメ「パスタ雑学」

2/9


人類の偉大なる発明にパスタというものがあると思う。ありがたい事にこれは大変にコモディティ化された料理であり、非常に安価にそして美味く簡単に調理できる。


節約のコアは、工業力には頼り人的リソースには頼らない事なんだからパスタは自分で作ったほうがいいと言う事です。





パスタソースっていろんな種類があるけど、基本構成は数パターンしかない模様。


ソース大分類

生クリーム・クリームソース系

トマトソース系

魚介系(イカ墨含む)





トッピング具材

食肉系(ミンチ、ハム・パンチェッタ)等

魚介類

キノコ

ニンニク+鷹の爪



アンチョビ(イワシ魚を醗酵させた調味料)

白ワイン、赤ワイン、日本酒や焼酎でもいい

アーモンド、胡桃などのナッツ

香味野菜(セロリ、玉ねぎ、にんじんなど)

バター、マーガリン(喫茶店の味なイタリアンを作る場合には必須)

各種チーズ

オリーブオイル


これらを組み合わせて何百種類とかある模様。




誤解を恐れずに言えば、パスタと炒飯は一緒。米かパスタかの違い。世界中で好まれている食い物なんだから、調理するのが難しいわけがない。


パスタは簡単で安くて超美味いってのがポイント。


パスタを作るスキルは、非常に少ない投資で最大の効果を得られる知識だと思う。


非常に投下資本利益率が高い。







一段美味しいパスタを作るなら


イタリア産のディチェコ、バリラ、ディベラというパスタ麺を使うと味が一段上がる。バリラとディチェコは普通のスーパーでもよく売ってる。ディベラはネット通販以外で見たことはない。


この単純なパスタ麺を選ぶってのも、美味いパスタを作る為の



コアスキル







割高になってしまうけど、250ml一本1000円くらいのオリーブオイルを使うと風味が結構あがる。


あと人生で最も美味いと思ったパスタソースは、アメリケーヌソース(海老ミソ、魚介、トマト、生クリーム)




パスタ作りの知恵は金利の計算や論理的思考と同じように、代々孫にまで受け継ぐべく知識スキルだと真面目に思う。
























陳腐化を避けるがバフェットロジーのコア

2/1

陳腐化を避けるがバフェットロジーのコアだと思うんだけど、世間的にはイマイチぱっと理解されていない様子。

なんというか10年前はバリュー投資を知っている人はほぼ皆無に近かったと思いますが、それに近いものを感じます。陳腐化はヤバイってのにパッと理解している人がごく少数。

空気を読まずに書きますがそれにいち早く気がつく俺Sugeee気分ってのはありますが、バフェットは何十年も前にそれに気がついて投資戦略を実行しているわけですしバリュー投資のように投資人口の1%くらいは理解されてきた現状を考えれば

陳腐化はヤバイってのも、10年経てば大抵のバリュー投資家が理解する概念であると思います。結局は知ってしまう。というか社会的な磨耗コストが凄まじいはずなので世の中に早く気がついて欲しいと思っています。

陳腐化やアンチテクノロジー的な考え方についてバフェットはいっこうに理解されない考え方だと思っているようです。だからこの考えが一般に社会に広く受け入れられる事はないでしょう。バリュー投資が一般に理解されないように.....

まあそれは結果として投資家の儲けにつながるのでそれはそれで良いことかもしれません。


収益を資産化させるコアコンピタンスはサービスが陳腐化しない事ですから。陳腐化してしまえばグレアム方式のような頑健なる資産的な収益はなくなり、投機色が増してしまいます。バフェットは陳腐化しない事で収益を資産のように頑健なセーフティーなものにしようとしているのです。

考えに考えた結果、世の中には陳腐化しないサービスを提供している企業は恐ろしいほどに数少ない事が分かりました。


PS

ホームページ作りでしまったな!と思う事があります。それは作ったのはいいけど陳腐化してしまうような作りの物や構成にしてしまった事です。作ったはいいが一年後には役立たずのような構成にするべきではなかったと後悔しています。


例えば大半のテレビゲームや映画は何百億円かけて開発しても一回見て遊んだら大抵は終わりですが、将棋なんて2000年近くの期間でかつ、人によっては何千回も遊ばれているわけで、これを作った人はとんでもないほど高効率な物をかんがえたわけです。投資も消費もこれに近づけたい所です。


規模の強みについて考えて見る

1/21

企業が強いかどうか、規模の大きさが大事だとビジネスの世界では常識になっていると思います。

しかしバリュー投資の世界やバフェットロジー的には規模の強みというのはなにやら避けたほうが良いキーワードのように思っている人が多いのではないでしょうか?

私自身、規模の強みを強調する企業にはあまり投資したくないと考えています。


理由はこうです。

@規模の強みを求める企業の大半は資本を無駄遣いする。

A馬鹿げた企業帝国を追い求め、投資家に報いる暇がない。

Bなんだかんだいって、規模の強みの成功例はあまりに少ないという現実。規模拡大を目指した企業の殆どが負けている。



とまあかなり懐疑的に見ています。しかし最近考えを少しばかり変えました。



規模の強みが通用しない企業にはパターンがある!


という事です。そして殆どの企業はこのパターンに入ってしまうので例外は少なくなってしまうのです。


規模の強みが通用しない企業の特徴

@変化の激しい業界である。

ビジネスモデルや製品が変わっていけば、規模の強みは効果がなくなります。せっかく作り上げた生産設備は、製品の需要が変わってしまうので廃棄しなければなりません。積み上げた生産設備は何年か経てばゴミとなるので、資本の蓄積が出来ません。そして新参者のライバル企業と差が出なくなります。今時MDコンポやブラウン管テレビを欲しがる人は少数でしょう。

その点コカコーラやユニクロやニトリは、変化しにくいモデルであると思います。投資家に優しい構造です。


A途上国の10分の1の人件費を相手に戦えない。技術がパクられる。

途上国は今の成功企業のモデルをそのままパクる。真似されて人件費10分の1で立ち向かえるのか?アメリカの自動車産業や家電、鉄鋼等は当時の日本を相手にボロボロになりました。

グーグルとかアマゾンとかはIT化され人件費は余り関係ないビジネスモデルです。またスーパーのマックスバリューやウォルマートなんかも内需産業なので中国企業の人件費の安さも関係ないでしょう。



内需産業のような閉じられた世界

変化のない・向上しようにもできない商品(サービス)を売り続ける企業

ブランドネームこそが全てのような企業


を備えていれば規模の大きさのメリットを甘受できるように思います。そして一般のコモディティ企業は、皆が思っているほど規模のメリットを生かせていないように思います。















高度経済成長

12/27

先日ある高齢の女性の方と話す機会がありました。もう40年も50年も昔の話になります。若い頃に父親に先立たれた彼女は、家族を養う為に行商という裁定取引を行うビジネスを行います。

20歳にも満たない年で、年収は当時のお金で数百万円。最終的に貯蓄は2000万円までなったそうです。

で今現在はそれ程裕福な暮らしはおくっていません。



話を聞いていて感じた教訓は

・高度経済成長時代にはビジネスのチャンスは溢れていた。高度経済成長はマネー的なチャンスが半端ない。彼女の話では行商だけでなく、店舗経営も今より簡単だったようだ。今ならバングラディッシュあたりに行けば、荒稼ぎに向いているんだろうな。

・稼げるうちに稼がないと駄目。ここらへんでいいだろうという中途半端な満足が、後々に響く。稼げるチャンスは僅かな時しかないのだから、その時は容赦なく強欲になる必要がある。美味しい時は長続きしない。

・掴んだビッグマネーも、その先の安定的な投資運用術がなければ結局消えてしまうか、インフレの影響で購買力が大きく落ちてしまう。


PS

ドバイショックは結局何事もないかのようですね。反応したのは為替だけですね。最安通貨ドルが反発しました。










ドバイショック

11/27

借金しまくって不動産投機に走った国UAEが、キャッシュフローレベルでアウトになったようです。詳細は知りませんが、借りた金を返せないという事は自国通貨建ての借金ではなくドル等の外貨でお金を借りていたのでしょう。

リスクマネーが今現在逃げています。リスクのある資産の下げが強いようです。リスク通貨はかなりのレベルまで買われていたので、下げが強くてもなんら不思議ではないと思います。

手持ちの通貨のバリュー指標では、オーストラリア・ニュージーランド・ユーロの通貨はかなりの割高になっていました。

全ての資産は連動して動いているので、これがトレンドの転換となりうるのかかなり注視してマーケットを見ています。













後に残るかどうか

11/13

世間の常識とは間逆ですが、新規投資や新しいマーケットといったものに対してかなり否定的です。変革し続けなければならない組織とか変革し続けなければならない企業はよく賞賛されています。

しかし投資家という身勝手な視点から物事を見れば、これは儲からない企業に他ならないのではないかと思っております。

コカコーラは変化したりしないし、フィリップモリスはハイテクを駆使しバイオテクノロジーを使い新製品を毎年リリースしたりしません。製品は何も変わらず配当を支払い続けるだけです。よしんば新しい製品が出てもその商品は今後何十年と販売できるものが多い。人気商品なら一年で商品寿命が終わったりしない。



投資的観点から見て、チャレンジとか新規投資にかなり否定的になっています。何故なら新規投資はフリーキャッシュフローを削ぐ事になるからです。

しかしもう少し物事を詳細に考えて見ようと思いました。


単に新しいから駄目とか、チャレンジするから駄目という事ではなく


どういったタイプの新しい事が駄目なのか、どういったチャレンジが駄目なのかを分類して考えてみる事にしました。


あくまでもこれは企業論でも国家論でもありません。単に投資家にとって儲かる会社はなんなのかを身勝手に考えた上での結論です。



儲からないチャレンジとは?


新しいチャレンジが新しい製品に結びつき、製品寿命がすぐに終わってしまうような構造を持った事業。という事です。


グーグルとかマイクロソフトは毎年チャレンジしていますが、コアの儲けの源泉は昔から変わっていません。OSとかオフィスとか検索の広告というモデルです。

だからこれらの企業は変化しているようで、コアは全く変化していません。チャレンジしすぎかもしれませんが、コアの事業はなんらチャレンジしてないし変わっていないのです。だからこそフリーキャッシュフローはもちろん収益は磐石なのです。

ウィンドウズは互換性を放棄したりしないし名称を捨てない。グーグルはアドレスを変更して検索事業をやめたりしません。


しかし毎年製品が変わってしまい、新しい収益を毎年見つけなければならない企業も沢山存在します。

その代表格はアニメ業界とゲーム業界だと思います。もちろん変化しないガンダムの版権を持ちフリーキャッシュフローを掴み続ける創通エージェンシーのような会社とかひたすら桃鉄やボンバーマンのバージョンアップを繰り返すハドソンのような会社もありますが、大半の会社は新製品にばかり頼る経営を行っています。


結果としてよく倒産するし、財務が劣悪な会社が多くなります。労働環境も非常に厳しくなります。日本だけでなく、海外のソフトウェアメーカーもよく倒産します。



フリーキャッシュフローを突き詰めて考えていけば、投資とはなんなのかを考えさせられます。殆どの投資は投資に値しません。何故なら皆陳腐化していってしまい、儲けは全て設備投資に消えていってしまうからです。

「バビロンの大富豪」「金持ち父さん貧乏父さん」には陳腐化の概念が欠けています。陳腐化によって、毎年羊が死んでしまっては、羊は増えようにありません。金の卵を産む鶏も同様です。卵を産む度に古臭くなった鶏を処分していたら、どうやって鶏は増えるのでしょうか?


新しいチャレンジングな投資は報われない事が多いものの、今後陳腐化しそうにない新しい投資は許容していいのかもしれません。今その企業が行おうとしている投資は今後30年間その投資によって収益を上げ続けられるだろうか?

答えがNOなら長期投資家として、良い投資先ではないかもしれません。YESであるなら素晴らしい投資先となるでしょう。


もちろんこれはババ抜きを前提としない長期投資としての視点です。



そして景気循環やサイクルなどのババ抜きを前提とした投機なら、投資する対象はいろいろ広がります。殆どの投資商品とはババ抜きを前提としています。何故なら満足の行く投資先はごくごく少数しかないのだから。


ババ抜き能力を鍛えるか、優れた投資対象を見極めるかの2つとなるはずです。バフェットは両方の能力を持っているようですね。



















特に書く事がありません

11/3

一応生存報告という事で。

投資ネタに関しては、投資の本質をお買い上げ頂いた方に向けて「特別サイト」のコラムで結構頻繁に更新しております。

今の所投資で忙しいので、有料コンテンツ投資の本質の募集は月一程度のお返事となります。やる気なしですみません。


最近の流行は名目と実質の違いを突いて突いて突きまくるってのが構造的、ファンダ的アプローチの基本かなと思っております。
















気になった記事

2009/9/28

人類史上何度も起きた、クソ労働環境の劇的な改善の原因


新規需要が出来れば、労働者の価値があがり労働環境が改善されるという話。以前中世でペストが流行って、労働不足が深刻化し貴族階級が没落し農民が非常に豊かになった時代があったけどメカニズムは一緒。

ただし後半のベンチャービジネスを立ち上げれば需要が出来るってのは眉唾に感じる。

付加価値を付加価値として対価を出せる為には、マネーそのものを簡単にあるいは安心して入手できない事にはお金を出せない。

奴隷のように働いていて、新規産業とか付加価値といった今までに必要でなかった物にお金を出せるだろうか?


付加価値を価値と感じる為には、労働で得られる賃金が付加価値で得られるリターンと少なくとも同等にならなければならない。


労働の苦痛・将来への不安 > 付加価値(新規ビジネス) =需要が起きない


付加価値の需要をそのものを増大させるには、労働の負担の軽減化、高賃金化が一番の近道だと思います。世の中無駄な事ばっかりで、生産量を落とさずいくらでも本当は削減できる。

国際競争以外での無駄はいくらでもある。搾取なき、ただのラットレース。







PS
最近悲観論や批判ばかり書いていますが、投資に関しては非常に楽観的に捕らえております。

単に現状を冷徹に捉えることが出来れば投資リターンが上がると思うので、このような考えに至っているだけです。

人の考えない事を考え、ネガティブな現状を徹底的に把握する事が、富を得る秘訣だと思っています。


歴史分析、マクロ分析は直接儲けにはつながりませんが、考えの大筋を規定するのに役立ちます。










最近はFXにはまっています

2009/9/21


クリック365で業者によって価格の表示速度が全然違う事が判明。何故ストリーミング注文ですべりまくるのかが判明。


使っている業者の提示してくる価格は現実の価格より1秒ほど遅いという衝撃の事実。


バリュー投資にとってはあんまり関係ない話だろうけど、ブレイク狙いとかティック抜きにとっては致命的かもしれない。

正しい事をしているのに、何故か勝てないという人の中には単に証券会社やFXの会社が駄目なのかもしれない。少なくともこのFXの会社はかなりの大手なので、大半の参加者が相当不利なゲームをしているという事が判明した。


FXの運用自体は非常に好調。私がやっている方法は違うけど、FXで儲けている殆どのプレーヤーはブレイクアウトなんじゃないだろうか。場に張り付いてポイントを絞ってブレイク追随でそれなりに勝てる。デイトレードのブレイクアウトはアドレナリンに任せパチンコを延々やっているような感覚なので、あまりやりたくないけれど。


使っている証券会社やFXの会社がまともかどうかきちんと調べて見るべきと思った。こんなに表示速度が遅いから大騒ぎになっているかと思ったら殆ど誰も指摘していない。カモを減らしたくないから黙っているのかも。













陳腐化による経済効果

2009/9/6


九月は弱気



服を買わせる戦略
http://tsurumitext.seesaa.net/article/127314708.html


前から何度か書いている事だけど、本当に馬鹿らしい仕組み.....

陳腐化させる事により、洋服業界が潤う仕組みなんだけど肝心の洋服業界ってそれほど儲かってないでしょ?

単純に搾取できるならそれでも悪くないかもしれないけど、誰も搾取できてないじゃん。

単に資源を浪費して空回り


工業化、オートメーションによる爆発的な効率的生産性がぜんぜん豊かさに繋がらない事ってこういう事なんだと思う。なんで世の中気がつかないなんだろうか?


豊かさを生み出す黄金の鶏は、毎年陳腐化して卵を績む頃には取り替えないといけなくなってる。


搾取してる人なんてほとんどいないんだよ。いたとしても浪費(陳腐化のコスト)に比べれば天と地ほどの差の違い。搾取で簡単に儲かるなら衣類業界に投資すれば、恐ろしく儲かるだろうし、なんだったら衣類の業界で就職するか起業したらいい。

でも現実はリスクリターンを天秤にかければそんなに美味い話はないわけで。磨耗させて無理やり回転させてキャッシュフローを無理やり回わしている。しかもそのキャッシュフロー設備投資に向かいそれすら陳腐化していく。それが現実。

もちろん例外的投資先もあってナイキとかいい投資先だし、フランスのLVMHグループなんか資本配分には問題があるかもしれないけど、長期的には良い投資先だと思う。


陳腐化こそ資本家や守銭奴の敵であり、清く正しく美しい労働者の敵でもあると思うよ。さらに熾烈なグローバル競争よりもね。

高齢化の問題や地方の疲弊問題も財政危機も完全に綺麗さっぱり解決できると思う。本当はリソースなんて余ってるし、それを支える技術はきちんとある。

陳腐化させずにキャッシュフローが回る経済を構築する必要があると思う。陳腐化させることでインセンティブが発生する仕組みはちょっと間違ってるね。

楽して金儲けじゃなくて、労多くて誰も儲からずになってしまっている。世の中楽して金儲けしなきゃ、金を儲ける意味なんてないんじゃないか?





















デフレ経済のアービトラージ

8/18

今回は、一人のアービトラージャーとしての視点です。

デフレになると消費者として嬉しい物があります。そもそも好景気には消費者としての掘り出し物があまりないように思います。

不況下においては、消費者の力が増すので消費者が有利となります。現金が王様です。


バーゲンハンターにとって、物価下落率以上に物価は下がっています。バリュー消費家物価指数なんて物があれば今年はマイナス20%とか30%の物価下落が見られるのではないかと思います。


現実の物価指数はそこまで下がっていないので、バリュー消費家は節約という意味においてアービトラージをしている事となります。




好景気になりインフレ気味になるとあまり掘り出し物がなく、事業者有利となります。節約をするよりビジネスで金儲けをしたほうがよっぽど効率的であり簡単であると思います。


時代時代に合わせて、歪みは大きく違うという事です。デフレは消費者自体の首を絞めるから、本当は得ではないという話もあります。たぶんそうかもしれませんが、一人のアービトラージャーとしては依然として安く買うという事に大きな非効率性があるように思います。




PS

前回のマネーボール的発想の続き

指数や指標などいくつかの物を鵜呑みにするのではなく、自分自身が新しい指標を作って使いこなすくらいの気概があってもいいんじゃないかと思います。

単に使いこなすんじゃなくて、どういう計算式でその指標は存在して何で有効なのかを考えれなければならないと思います。WEBや本で意味を調べるのはありだと思いますが、それだけでは足りないと思います。指標や概念や計算式は、現実を見る為のツールに過ぎません。所詮は歪んだ水晶なのです。改良する必要があるし、上手く使いこなす必要はある。単に取り扱い説明書を読むだけでは不十分。

その指標や概念、単語が本質的にそれはどういう意味を持っているのかを考える事こそ富に至る道であると思うのです。


そしてそれをやっている人は非常に少数。こんな事に認知資源を使うのは骨が折れるけど、命の次に大事なお金がかかっているんだからやって当然ではないでしょうか。







マネーボール的発想


8/17

本質的背景を考える


PERとは、一株利益の事である。しかし一株利益がいったい何を指すのだろうか?利益とはそもそも何なのだろうか?利益が本当に配当に結びつくのだろうか?利益とは単に会計上の利益なだけではないのか?

PBRとは一株あたりの資産である。資産とは会計上の資産なのか?本当の資産なのか?そもそもその資産とはいったい何の事なのか?コンピューター会社とドリンク飲料の会社の資産は数字が一緒でも同一といえるのか?


PBRやPER、騰落レシオでも何でもいいんだけど、その背景にある概念はいったい何なのか?これらの指標を考えた人物がそれを生み出すに至った背景は何なのか?それらの指標にはどんな本質が含まれているのか?

これらを徹底的に詰めて考えていけば、指標の有効性や至らぬ点が見えてくる。どんな点に注意して行けば良いかが見えてくる。


応用も出来る。指標の至らぬ点も改善できる。








投資において必要な情報はみんな知っている


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貴方の場合もう大抵の事は、分かっているんだよ。殆どが知っている情報なんだ。ちょこっと筋のいい初心者なら大衆に逆らえとか、不況に株を買って好況に株を売るって事は既に知っている事だと思う。

原理原則なんて極めて単純な事が多いから、知らない事のほうが少ないかもしれない。しかし何故それなのに投資が上手く行かないのか?

それは情報の整理整頓がなされておらず、重要性の羅列に問題があるから。例えば巷の噂話とバフェットの言葉を同列に扱ったりしがちである。何が本当に大事な情報なのか、そしてそれは殆ど重要ではない情報なのかの区別がついていない。


また有益な情報や行動を組み合わせる事で得られる結果にも気がつかない。バフェットは彼自身がやっている行動は極めてシンプルだが、それを現実に実行する事は難しいと言っている。


答えは既に貴方の中にある。もう知っているんだ。でも役にたちもしない情報も同様に貴方の頭の中に埋め尽くされている。だから混乱するし、間違った行動をとる結果になる。


答えは貴方の中にも私の中にも既にあったのだよ。整理整頓がつかず恐ろしいほどのカオスに翻弄されているだけだ。


地道に原理原則を求め、本質を追求していけば自ずと情報の整理はされ答えが見つかるのではないかと思うのだ。













経済的成長は何か?経済的価値とは?


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経済的価値とは?

結論から言ってしまおう。経済的価値とは読んで字の如く、マネーによって評価される額の事である。




例えば貴方の実家には両親がいたとする。その親密な関係はお金では交換されない。このような貴方が価値があると思う事をマネーという尺度を使って初めて、経済的価値が生まれる。



とても美しい景色を眺めただひたすら食べてダンスを踊り、日が暮れたら眠るという楽園のような生活をおくるインドネシアのバリ島の市民。バナナは勝手に道端に実り、作る必要すらない。寒くもないので立派な家を作る必要もない。

彼らはこの素晴らしい生活にマネーを介していないので、経済的に発展途上国であり事実経済規模は非常に小さい。


しかし、かたや中国の沿岸部の都市では汚水が流れ、労働条件は厳しく手に入るサービスの多くは金銭を介して行われる。回りを見渡しても乾いた景色ばかりで美しくもない。空気も絶望的に汚れている。

しかしサービスを金銭を介す事によって、バリ島の市民よりも一人当たりの所得は遥かに大きい。そう沿岸部の工場で働く中国人はバリ島の市民より経済的に遥かに豊かなのである


私は何も資本主義を批判して、古きよき世界へ戻ろうなどと主張しているわけではない。しかしこの大きな矛盾を知っておくべきだと思う。





経済的成長とは何か?


一言で言ってしまえば、多様な価値観をマネーで評価するという事である。間違えやすいのは便利やサービスやより良い物を提供すれば経済的成長には結びつくとは限らないという事だ。

より多くの多種多様な価値観を金銭的に評価する事によって、経済的な価値は増大する。不況になると経済が落ち込むのは、一因として生活必需品ではないものがマネーという評価で価値を失うからである。はたして食べ物に困り生活が困窮しているのに、ゴルフ場の会員権を買おうとするだろうか?


経済的成長を求めるなら多くの異なった価値観を、経済的に評価できる仕組みを作らなければならない。


リソースに制約のある資源に対して、膨大な投資を行っても無駄である。どれだけ美味しい物を作った所で胃袋は限界がある。漁船の数を増やしても魚の数は増えやしない。




どうすれば多種多様な経済的価値を評価できるようになるのだろうか?これは仮説だが一つある。私は一つの答えを持っている。




それは楽して稼げる環境を整える事である。




適度な労働により、満足できる生活を送るインフラを整える事である。バブル時代の不動産屋の社長は非常に多くの金額を多種多様な価値観で評価した。飲みもしないドンペリに大金を注ぎ込み、生活必需品でもないゴルフ場の会員権に大金を注ぎ込んだ。

何故このような金遣いが出来たのか?答えは簡単である。彼らは楽して金儲けできる環境にあったからである。欧米でも金持ちになればなるほど、芸術的価値にマネーを投ずる。日常生活になんら困っていないので、それ以外の事に経済的評価が可能なのである。



現状のようなサービス残業盛りだくさん、いつリストラされ再就職できるとは限らないという仕組みでは、生活必需品以外に価値を求める事は困難である。


乾いた雑巾を絞るが如く、効率最優先の企業の行動は一つ一つは正しくとも。マクロでは壮大な誤解を犯している。ロボットのような苦痛を強いられていては、芸術品に対してお金を投ずる事など出来るわけがない。付加価値を持つ製品の付加価値は価値を失うだろう。







労働規制、インフレへの誘導、社会保障、高齢化、スクラップアンドビルド、激しい陳腐化。このあたりが日本の課題とボトルネックだと思っている。







PS お知らせ



今月7月25日(土曜日)に投資家オフ会をやろうと思います。


名古屋駅JR前 夜6時金時計前集合 地図はこち

参加希望の方はこちらに メール を下さい。



メールの件名に「オフ会参加希望」と書いて頂けるとあり難いです。





初心者や一見さんもお気軽に参加して下さい。過去には女性の方も何人か参加されております。

恥ずかしがる事はないですよー。初めてオフ会に参加する方は大抵喜んではしゃぎます。知らない人同士がネットを通じて出会えるなんて凄い事ですよ。



私の投資家同士の友人やネットワークは、オフ会とさらにその人の紹介を通じて形成されたものばかりというくらいです。皆さんもオフ会という活動を是非お勧めします。


7/24日現在
現在参加者は13名です。あと二人分空きがあるので、当日飛び込み参加も大丈夫です。





















マネーボールという本を読んで

7/13

金持ちになりたければ働いてはいけない

に書いた事なのですが、哲学をして暇な時間を作る事が富に結びつくと書いたことがありました。

最近読んだバリュー投資を球団運営にいかしたような「マネーボール」という本にも同じようなくだりがありました。



あいまいな引用なのですが....


本当に守備率や打率が何なのか?を突き詰めていけば哲学者のようなそれは本当に存在するのか?というような実存主義的思想に辿りつく




なんだかもやもやして上手く説明出来なかった事を一言で説明されてしまって、目から鱗でした。本当の打率の意味を知ることが出来れば、打率の意味も知らない物に対して相当に有利なゲームが行えるのです。






バリュー消費 安くて旨い生ハム作り

7/11

危険 生ハムの手作りにチャレンジ



イタリアから帰ってきて、一つ思った事があります。


あのイタリア人に生ハムが作れるのに、日本人に作れないはずがないと。



以前、チャレンジした事はあったのです。しかし我に返るというか、最初は急激なモチベーションが沸いておっしゃやるぞーーーってな具合で

ノリノリに豚肉を買って来て塩漬けにするわけですが、数日もたつと


これ食っても大丈夫なの?という妙な不安に苛まれ、生ハム作りを実践する事が出来ずにいました。



しかしイタリアに行ってきて何か吹っ切れるものがありました。奴らに出来て我々にはできないはずがないというなんだか妙な意味不明の根拠なき自信が沸々と沸いてきたのです。




手作り生ハムに関するリスクは以下の通り

食中毒リスク、ボツリヌスリスク、寄生虫リスク、E型肝炎リスク 

が考えられます。

ただし統計数字を見ていけば分かるのですが、食中毒以外は年間10例とか数例もしくはずーと0件しかありません。食中毒で亡くなる方も年間数件です。おそらくではありますが、私の判断する所によれば歩道を歩いていたほうがよっぽど危険です。何故ならば交通事故で年間1万人も死者が出ているからです。




だからって適当に作れば危険な目にあう事もあるので、当然ながら気を使いながら生ハム作りにチャレンジです。


アルコール殺菌、冷蔵庫のチルド室を利用、真空容器を使い75%酸素を遮断。



まあ気を使って作ったわけですが、そもそもが何千年も前から広い地域で受け継がれている技術です。そんなに難しいはずがありません。難しい技術はそう簡単に伝播しません。


だってあのイタリア人も作ってるくらいだから(意味不明)。




生ハム作りの本質はこうです。


豚肉に塩をたっぷりつけて、水分抜けばOK。



凄く単純でしょ?科学的には水分活性を下げればよいわけです。で単に塩漬けと


たぶん中世の時代は本当にこんなノリで行っていたと思います。古代の技術が失われランプを作る技術が無くなり、松明をかざすような廃れた環境でも生ハムは作り続けられたわけです。




高給生ハムで有名なパルマやプロシュートのように、高度に美味しい生ハムを作る為には高い技術が必要かもしれません。しかし日本のスーパーで売っている生ハムを凌駕するレベルの生ハムは非常に簡単に作る事が出来ます。

熟成期間は3週間あれば十分です。



ここでは生ハムを美味しくする細かい技術は書き記しません。もし興味がわかれた方がいらっしゃったら、ネットで生ハム作りで検索してみて下さい。いろいろなサイトで解説されています。


欧米のちょっと洒落た食材は、ボッタクリ率が非常に高い為このような手作りが有効な場合がいっぱいあります。





たくあん一本1000円で売ってたら買うのが勿体無い。1本100円で作ったほうがええやん。そういう感覚です


そしてたくあん好きの外人が恐る恐るインターネットで調べ上げた情報で大根を買い沢庵作りに勤しむと。




ご注意!


生ハム作りはリスクがある事なので、推奨致しません。しかし同様に外に出かけ車を運転したり歩道を歩く事は、統計数字上それ以上に危険です。大変危険な事なので外出は控えましょう?。















KY宣言

7/6


空気の読めない奴であり続けたい。それをいっちゃあお終いだという事を正々堂々と、ズバズバ言って行きたい。内心ではそうだと思っていても言語化出来ていない事を、文章にしその場の空気を白けさせてでも本質をズバズバ突いていきたい。


今までの努力は何だったんだ?という事を平気で指摘し、それを指摘され認めたい。

場の空気をぶち壊したとしても、それを指摘し主張したい。おかれている現状をオブラートではなく、客観的に把握したい。

KYでありつつ、なるべく人は傷つけない方向で。




そして美しい行動や言葉に惑わされず、本当に正しいと思うことを相当に卑怯で卑劣で下品で美しく見えなくともそれが正しい事と思えるならそれを実行したい。

美しく見える行為を割り引いて考えたい。本当にそれは良い事なのか?もっと汚らしくて効果的に社会を良くする方法は隠れていないか?を追求したい。

というよりも人間は、美しさを求める生き物なので美しさには裁定が働く。美しくない正しい行為には、裁定は働きずらい。だからこそ私は投資家として美しさのない所に光を当て、その歪みを解消したい。


そしてその可能性を追求したい。



面等向かって、場の空気を壊すような事は殆どしないが少なくとも空気を読まない事をこのサイトでは実行していきたい。
























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