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情報の価値を知る


もともとラクをすることばかり考えてきました。
でも、一口でラクとはいっても、目先のラクを追求しすぎると、結局大きなラクを逃したりします。
4Uさんはそのへんを、本質的なリスクと表現しています。
より大局的な視点からいつでも見ることができたらなあ、と思います。

本質的リスクは背負わないで、かつ最大限ラクな道を探す。
これがいままでの人生の一番の指針であった気がします。

それで思い出すのが大学受験です。
基本的に面倒くさがりな自分は、高校3年生の夏くらいまでまったくといっていいほど受験勉強をしていませんでした。模試の偏差値は40台。しかし、何の危機感もなくのほほんと日々を過ごしていました。

しかし、ある日気がついたのです。
「このままでは、働くはめになる。しばらく我慢すれば4年間の自由と暇な時間が確保できるぞ」と。
遅いんですけどね、かなり(笑)。

うちの家庭は裕福とは違う種類に属していたので、とにかく子供を大学に行かそうという発想はありませんでした。
そのため、それなりの大学に合格しないと4年間の自由を得ることができません。

それから、「いかにすれば最低の勉強量でそれなりの大学に入ることができるか」を徹底リサーチしました。

実際に勉強をはじめる前に、どうやったら最小限の努力で済ますことができるかを徹底検証したのです。
受験勉強という仕組みを見極め、そこにある非効率を攻めることにしたのです。

まず5教科なんかやってられねーということで、3教科の私立大学に決定しました。5教科と3教科では勉強量が決定的に違いますもんね。
また社会科は、覚えることの量が世界史が10、日本史が9、倫理政経が8であることを知りました。その中でも政治経済のみで受験できる大学があり、政治経済の覚える量は5ということでした。
大勢の人が、「他のみんながそうしてるから」「好きだから」といった理由で科目を決めるなか、自分はビビリながらも最小限の努力ですむ方向を選びました。
しかも、そこは天国だったのです。
競争相手が少ない上に、それを選ぶ人はその時点であんまり勉強する意欲が高くない人の集まりでした。

使う参考書もリサーチしまくりました。参考書を選ぶ参考書、受験というしくみを知るための参考書というものが実は存在していたのには驚きました。
他の多くの人が、それらの情報を知らずに、ただやみくもに勉強を積み重ねていることを気の毒に思いました。
求めればその情報は手に入るのに・・・。

「もしも8時間で木を切り倒せと命じられたら、自分は7時間 斧の刃を研ぐことに費やすだろう」
by エイブラハム・リンカーン

当時はこの言葉は知りませんでしたが、まず刃を研ぐことに専念した結果、おそらくかなり良い効率で大学に入れることができました。

もちろん、実地で学んでいくこともできます。
しかし、受験は、人生でそのタイミングしかありません。
不合格の後に自分のやり方が間違っていたことを知っては遅すぎるのです。

そして、これは、投資においてもいえることだと思います。
まず、はじめる前にできるだけ情報収集をすることです。
先人の体験、知恵をできるだけ集めることです。
知り合いの先輩とか先生とか、特定の体験談では足りません。できるだけ大きなデーターベースを自分の中に作ることです。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」といいます。
誰か忘れてしまいましたがこの格言をさらに進化させている方がいました。
「普通の人は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。愚者は何も学ばない」

もちろん何も学ばないのは論外ですが、いちいち経験して学んでいくには人生は短すぎます。
複利のところでも書きましたが、本質を知るのはできるだけ早いほうがいいのです。それを知るのが遅れることのコストは実に膨大なものになります。
そして、その気になれば、自分では決して到達できないかもしれないところまで到達している情報に、ショートカットでアクセスすることも可能なのです。10何年分の情報を先に知ることもできるのです。



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